Ikuko Aikawa
【Tuning】415Hz 【備考】 フランスでバロック・フルートの先駆者として活躍したJ.-M. オトテールが、1712年に出した作品。フランスの組曲のスタイルで書かれています。フルート2重奏用の曲としては最初期のものの一つですが、すでに傑作中の傑作。これを超えるフルート2重奏曲は、そう多くは存在しないのではないでしょうか。
相川郁子 フラウト・トラヴェルソ 12歳でモダン・フルートを始める。上智大学大学院博士課程前期修了(修士・心理学)。バロック・フルートに転向した後、ブリュッセル王立音楽院にて研鑽を積む。前田りり子、B. クイケン、F. トゥンス、A. プストラウクの各氏に師事。2014年に帰国した後、室内楽や古楽オーケストラなどで活動を続けており、フランスバロックやルネサンス音楽を中心に、自主企画公演も数多く行う。「アンサンブル・イレーヌ」、トラヴェルソ・デュオ「イネガリテ」、「ソフィオ・アルモニコ」メンバー。ツイッター(@ikukotraverso)で演奏会情報を配信中。