Thomas Ford (? -1648)
Pavin 'M.Maynes Choice' from Musicke of Sundrie Kindes (1607)
【Tuning】A=415Hz
【Instruction】
・Level: Intermediate / 中級者向け
・Tempo: Slower-Normal / テンポ:ゆっくりめ〜ノーマル
・Tuning time included before playing / 演奏開始前にチューニング用音出しあり
・Instruction for 'scordatura' included / 変則調弦についての説明あり
【Score】http://atelierphilidor.com/contents/en-uk/p104794_FORD.html (original)
https://www.areditions.com/ford-lyra-viol-duets-b090.html (modern edition)
【Message】
そろそろ定番曲から外れて、なかなか他人と音を出す機会がない曲を弾いてみませんか?
こちらは、一台の楽器で旋律と和音の両方を弾くという、いわゆるリラ・ヴァイオルのスタイルで書かれた作品。しかも2台の楽器で演奏するので、さらに重厚なサウンドになります。
動画の最初に説明しているように、通常のヴァイオルの調弦とは違う調弦を用いる曲ですが、そのために通常の調弦では体験できないような、独特かつ豊かな響きが得られます。是非この期に一度、リラ・ヴァイオルの世界を体験してみて下さい!
そして曲自体は、この時代の英国特有の、深い内容をたたえた見事なパヴァンです。
是非、時間に追われることなく調弦し、自宅で、好きなタイミングで、どうぞ。