カウントは無しで、8小節の前奏から始まる。7・8小節目でpoco rit.をかけている。
フェルマータの部分は指揮を付けて入りやすいようにしている。
オペラ”Griselda(グリゼルダ)”の中で、グリゼルダの娘アルミレーナの恋人、エメストが歌うアリア。
今日ではGriselda本編が再演される事はなく、この『Per la gloria d’adorarvi』のみが歌い継がれている。
詩にはないが、歌詞になると各節の終わりにpenerò、v’amerò、luci care「苦しむだろう、愛するだろう、いとしい瞳よ」が付け加えられている。
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《歌詞》
Per la gloria d’adorarvi
voglio amarvi,
o luci care.
amando penerò,
ma semple v’amero
nel mio penare.
Senza speme di diletto
vano affeto
è sospirare:
ma i vostri dolci rai
chi vagheggiar può mai
e non v’amare.
お前を讃える栄光のために
私はお前を愛したい、
いとしい瞳よ。
愛すれば苦しむだろう。
しかし苦しみながらも
お前を愛し続けよう。
歓びを得る望みも無く
溜め息をつくのは
虚しい愛情だ。
しかしお前のやさしい眼差しに見とれながら
誰がお前を愛さないでいられようか。
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イタリア古典歌曲集1全曲ほか様々な楽器の伴奏の収録、定期的な投稿を目指しています。
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