古楽のマイナスワン。今までありそうでなかった貴重な録音。憧れの曲を耳コピするもよし。好きな演奏家との共演を楽しむもよし。通奏低音など自分以外のパートの勉強に使うもよし。
CD やYouTube と一緒に演奏するのに物足りなさを感じているあなた、オリジナルな演奏をマイナスワン録音と共に楽しんでみませんか。
新しいカタチの古楽アンサンブル、登場!いつでも、どこでも、何度でも、心ゆくまで一緒に演奏できるのが SMART ACCOMPANIST のいいところ。動画を見ながら耳でも目でも、お気に入りの演奏家との共演気分が楽しめます。
古楽を愛好するあなたと Accompanist が一緒につくる、他にはないアンサンブルの楽しみ方。さぁ、共演しましょう♪
この度、古楽向けの映像付きMMO(ミュージックマイナスワン)のサービスが開始されます!MMOを使った勉強は問題視される向きもありますが、僕は全くもって素晴らしい方法だと信じ、常に自分も練習に活用しています。
アンサンブル活動が激減してしまったこの時期は特に、皆さんに大いに楽しんで頂けると思いますし、コロナちゃんが去って行った後も、貴重な教材として活用できると思います。僕もその内一曲参入させて頂きます。
濱田芳通(指揮者、コルネット/リコーダー奏者)
今までもマイナスワン CD はあったし、最近は動画で、演奏してみた、多重録音も流行っている。でも、それを超えた体験、他者それもプロ奏者と合奏できる動画はなかった。
ここには普段と違う体験が待っている。提供されている曲、演奏者、楽器のリストを見るだけでも、これから先のこのサービスへの期待がふくらみます。
いのうえとーる(人文科学エヴァンジェリスト)
楽器を弾いたり合唱などで歌うアマチュアが全国に無数にいるなか、一緒にやれる仲間がいないときでも自由に演奏を楽しめる動画との出会いを見つけられるのは画期的だと思いました。
プロ演奏者にとっても、いったん動画を収録すれば継続的に対価を得られるシステムは長期的な収益モデルとして有効と感じます。
チェンバロやバロックフルートをはじめ、身近に共演者をみつけにくい楽器のプロが初動から参入しているのもポイント。将来的には歴史的ピアノやクルムホルンなど、物理的に合わせの場を持ちにくい楽器のプロフェッショナルが加わればさらに面白くなるでしょうし(弦楽器をやる人がベートーヴェンのソナタを、作曲家が知っていたモデルのピアノとの共演で演奏できるようになったり、クルムホルンのように合奏するのが大前提の珍しい楽器をひとりで手軽に楽しめたり)、さらにはパイプオルガン奏者が歌や金管楽器のための伴奏動画を……というように、これまで録音物でしか知らなかったようなアンサンブルをアマチュア奏者が手軽に実現できる場が生まれれば、Smart Accompanistを出発点にした新しい表現の場もできてくるのではないでしょうか。
短いお手本演奏動画、古楽器の基本的な扱い方、作曲家の背景情報など、カラオケ動画ではない解説動画的なものも出てくれば面白くなりますね。
現状は小さなバジェットの企画が多いですが、将来的にはここをポータルにして単価の高いプロジェクトを仕掛けてゆくノウハウなども生まれるのではないかと想像しています。
総じて、全体が見やすいインターフェイスなのがとてもありがたいです。アマチュア音楽家さんたちのための「食べログ」や「クックパッド」的存在になっていってくれたら……と期待せずにおれません。
白沢達生(音楽ライター)